Q.小脳の機能障害と何ですか。また,その検査方法はどのようなものですか。

[ロンベルグ徴候,協調運動,小脳,平衡,眼振,運動失調]

A.

1  小脳の役割
小脳は,大脳からの運動が上手く実行されているかどうかを評価して,その評価を大脳にフィードバックをしています。

2  小脳の障害
小脳には,平衡機能,筋緊張,協調運動に関与しており,小脳が障害されてしまうと運動失調,眼振,筋緊張低下となります。

3  小脳の機能検査方法
立位・座位・歩行の状態での観察です。
(1)立位
目を閉じていても,開けていても動揺すれば小脳による運動失調が疑われます。
しかし,目を閉じていた場合のみの同様であれば脊髄疾患が考えられます(ロンベルグ徴候)
(2)座位
足を床から離した状態で動揺があれば体幹の運動失調が考えられます。
(3)歩行
足を開いての歩行,よろめくように歩く,つぎ足歩行

4 四肢の運動失調検査としては鼻指鼻試験,反復拮抗運動不能,踵膝試験があります。

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