Q.眼球運動障害とは何ですか。

[ヘススクリーン,斜視,複視,注視麻痺,滑車神経,眼球,眼瞼下垂,眼筋,羞明,運動障害]

A.

外傷により眼球運動が障害されることはあります。
眼球の運動は,各眼3対,つまり6つの外眼筋の作用によって行われます。
そして,それらに脳神経である動眼,滑車,外転の各神経が関わります。

これらの脳神経に外傷による障害が生じると眼筋麻痺がおこり,眼球運動に対する症状が生じてきます。

次のものがあります。

1 斜視
斜視とは両眼の視線が正しく目標に向かない状態を言います。

2 複視
複視(diplopia)とは,1つの物体が2つに離れて見える状態を言います。
つまり眼位が,ずれてしまう自覚症状が複視です。

3 注視麻痺
注視麻痺とは,共同性眼球運動(むき運動)ができなくなったものを言います。

4 滑車神経麻痺
滑車神経麻痺が生じていると,下内方向を見ることができなくなります。階段を下りていくことが困難となります。

5 羞明
目のまぶしさは,羞明(しゅうめい)と言い,自覚症状です。
他覚的所見が伴う場合には,外傷性散瞳(さんどう)として後遺障害(後遺症)に認定される可能性があります。

6 眼瞼下垂
眼瞼下垂とは,要するにまぶたが下がってくるものです。

斜視(リンク)
複視(リンク)
注視麻痺(リンク)
羞明(リンク)
眼瞼下垂(リンク)

代表弁護士岡田正樹による出版物です

ごめんじゃすまない! 自転車の事故

むさしの森 法律事務所 岡田 正樹 (著)

本書の特長は事故を起こした加害者、事故に巻き込まれた被害者の真実をもとに、それぞれの苦しみや悲しみの物語、危険運転に対する違反切符と罰則、過失の割合、賠償・慰謝料の実例、自転車用の保険、和解に導く弁護士の役目など、あらゆる面から自転車事故を解説しています。 大切なお子さんを加害者に、被害者にもさせたくない。子を持つお父さん、お母さんには必携の書です。

Amazon詳細ページへ

むち打ちや脱臼、脊髄損傷など、幅広い疑問にもお応えします。ご相談は埼玉の弁護士、むさしの森法律事務所にご連絡ください。

0120-56-0075 受付時間:月~金(土日祝日も対応)午前9時30分~午後10時

フォームからのご相談予約はこちら

ページの先頭へ戻る