Q.ロンベルグ試験では何が分かるのですか。

[ロンベルグ試験,脊髄損傷,脳損傷]

A.

ロンベルグ試験とは,両足で立つものです。つまり,足先をそろえて立ち,目を閉じて動揺するか,倒れるかを見るものです。


脊髄損傷(後根,後索の障害)では閉眼で動揺するか,倒れます。

これに対して,脳の小脳・前庭機能障害では視覚による影響が少ないために,目を閉じても開いても大きな差はないとされています。小脳半球の障害ではその障害側に倒れるとされています
腰部あるいは下腿部,または膝部の外傷後の痛みがあったり,長期にわたり寝たままであり下半身の力が衰えているような場合は除いて,片足立ちで動揺したり倒れることはないために,脊髄損傷あるいは脳損傷の可能性についてチェックするものと言えます。

むち打ちや脱臼、脊髄損傷など、幅広い疑問にもお応えします。ご相談は埼玉の弁護士、むさしの森法律事務所にご連絡ください。

0120-56-0075 受付時間:月~金(土日祝日も対応)午前9時30分~午後10時

フォームからのご相談予約はこちら

ページの先頭へ戻る