Q.深部反射(腱反射)異常には,どのような意味がありますか。

[クローヌス,亢進,病的反射,脊髄損傷,脳損傷,腱反射,錐体路障害]

A.

以下の診断の方向性となる可能性がありますが,あくまでも確定診断ではありません。

また,そのような反射異常が出現したとしても一過性の場合も考えられます。

担当医と相談をされて診療方針を決めて下さい。

なお,反射異常が指摘されたことが後遺障害認定に有用になることは,それだけでは絶対にあり得ませんので,御注意下さい。


1  著明な亢進が両側にあり,その上で病的反射がある場合

両側性の錐体路障害として,
脳損傷(脳幹),脊髄損傷に因ることが多いとされています。


2 亢進が片側であるか両側であるかはともかくとして,左右差がある場合

この場合には病的な意義があり,加えて,間代(かんたい,クローヌス)や病的反射があれば一側性の錐体路障害として,
脳損傷(脳幹),脊髄損傷に因る可能性が示唆されます。


3 腱反射の減弱または消失が両側性に認められ,感覚障害を伴う場合

多発性末梢神経障害の可能性が示唆されます。

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